ゆりかたり

語るに落ちる

ポケモン スイッチ戦法

ママンバレルグライ+厚底テツノツツミ
接地技と積み技に耐性のある受けループを形成できる4体。既存の並び。
これだけではガチグマ(アカツキ)、オーガポン(かまどのめん)のような「接地や積みなしで火力を出してくるポケモン」を受けられず完全でない。
そしてその対策として「オーロンゲ」が挙げられるが、急所という不安要素を解決できていない。
特にツタ棍棒(急所ランク+1)が標準搭載であるオーガポン相手に受けポケモンを2体以上選出することは自〇行為でしかないと思う。
もうひとつの対策法として、後ろから投げる潰し枠「はちまきパオジアン」がある。これを使う時は「受け→潰し→受け→攻め」とスイッチしてゆく。
始めに受けを置く理由は相手が初手にパオジアン・ウーラオスなどの準破壊枠を置いてきて、ガチグマ・オーガポン等の本命破壊枠を裏に控えさせていた時に、こちらの潰し枠を温存するためだ。
しかし、この形を取って初手のガチグマ・オーガポンを倒せたとしても、クッションとなったママンボウが削られた状況で登場する「ハバタクカミ」に一掃されるという展開になりがちである。
目の前のポケモンの対処はできているが、相手に交代を強要できていない。この展開はむしろ対面構築側が得意とするものだ。相手の間合いで戦うことになるため、競り合いに勝てない。
本来、受けサイクル・受けループは相手が突破できないポケモンを目の前に置くことで交代を促しサイクル戦を開始させる。だがガチグマ・オーガポンは全てのポケモンを突破しようとしてくる。これらに交代を強要するには「逆に突破できるポケモン」即ち「潰し枠」を初手に置く他ない。
初手に置ける潰し枠を採用し「潰し→受け→攻め」の順番でスイッチする。これにより対面構築に交代を強要させ、サイクル戦に持ち込む。そして勝つ。
これが、スイッチ戦法の最重要事項だ。