ゆりかたり

語るに落ちる

2022年面白かったアニメ

恒例記事。今年で3年目となります。

⛄️進撃の巨人 Final Part2
⛄️プリンセスコネクトRe:Dive! season2

🌸SPY×FAMILY

🍧邪神ちゃんドロップキックX
🍧メイドインアビス 烈火の黄金郷
🍧リコリス・リコイル

🍁SPY×FAMILY 第2クール
🍁チェンソーマン
🍁ぼっち・ざ・ろっく

これらの評価、全て神とさせていただきます。
そしてその中でも特に素晴らしかった3つをピックアップして紹介します。

メイドインアビス 烈火の黄金郷』
メイドインアビスシリーズのアニメ1期、劇場版に続く3作品目。全12話の纏まりがとても良く、テレビアニメというよりも映画のような話の運び方をします。そしてそれに合った作画・音響クオリティで視聴者に感動を与えてくれます。
シリーズの続編ではありますが、章としてはこの作品1本で完結しているため、キャラ設定や世界観を説明なしにある程度推測できる人であれば、ここからメイドインアビスを見始めるのもありだと思います。


SPY×FAMILY』
国民的深夜アニメと化した神。一見シリアスな設定からギャグコメディへの転換方法に、原作漫画にはなかった映像と音楽の力を最大限使えていました。変に暗すぎず明るすぎないbgmが心地よく、多くの人が親しみを持って支持しているのも納得です。
第1話では主要人物がロイドとアーニャの2人しかほぼ登場しないのにも関わらず、不思議と何度も見返したくなるテンポと雰囲気の良さ。ヨルやユーリたちが加わってもそれが崩れず、むしろより強固なものに仕上がっており、新キャラクターの投入とそれに伴った話の広げ方がとても上手いです。


『ぼっち・ざ・ろっく』
これが令和のアニメなんだなと唸らされました。
まず主人公ぼっちちゃんの社会不適合描写が鋭く、一般人が考えるぼっちのイメージを破壊する寄声と奇行、顔面崩壊の面白さは痛快です。無理にリアルぼっち・陰キャへ共感を求めず、突き抜けてヤバい人=ぼっちちゃんとすることで、ぼっちステータスを100%のギャグ要素へと昇華させています。
最も革命的だったのが、実写や3DCGだけで作られたカットをそのままアニメに組み込むことに成功していたことです。これらの特殊描写は主にぼっちちゃんが思い浮かべる空想世界を描くのに用いられています。「アニメキャラが現実と違うものを見ている」という状況を「アニメじゃないものを見せる」ことで表現しているのです。絵じゃないことが分かるのにそこに違和感を抱かせない。型に嵌らない新しいものを作ろうとする探求心と、それを実現可能にする演出力の高さが為せる業です。


■総評
今年も充実したアニメライフを過ごすことができました。なろう系とラブコメを全て0話切りしていましたが、当たりを多く引けていたので満足度は高いです。来年のアニメについてはよく知りませんが、とりあえずグリッドマンの劇場版を楽しみにしておこうと思います。


dアニメストア去年との比:+99作品 +1440話
(見すぎだろ・・・)